ベルサイユ建築国立学校をご案内しました

昨年に続き、ベルサイユ建築国立学校(ENSA-V)をご案内しました。これで4回目。David Leclerc氏は春の訪れとともにやってきます。

今年は、五本木の集合住宅と、竣工したての街かどの折れ屋根をご案内。戸建て、それも木造はまだ珍しいとのことで、構造体の工夫や防火・断熱のグレードのことなど、質問が相次ぎました。学生たちは総勢15名ほど。学部4年〜大学院修士1年の混成チーム。

Leclerc氏も地域コミュニティや職住融合の効果に関心をお持ちで、長らく、このような交流が続いています。今年は墨田区のRCF(町工場が混在した居住をこう呼んでいるのだそう)に焦点を当てて、調査をするとのこと。
話は広がって、パリの15分都市の実情や、日本の道路の曖昧さは意外と魅力に映っていることなどを教わったり、道路空間の再配分についても意見交換しました。

クライアントのご厚意のおかげで実現でき、ありがたい限りです。クライアントも会話に加わり、充実したひとときでした。