松本養護学校

Matsumoto Special School

長野県松本市

長野スクールプロジェクト(NSD)のひとつ。知的障がいをもつ児童・生徒たちの特別支援学校の一部を建て替えて増築し、既存校舎は改修する。ラーニングストリートを新しい骨格として、雁行した中学部棟など、小さな居場所を組み込んだ校舎をつくる。隣接する小学校や公民館との関係もより深化させ、地域の中であるべき特別支援学校の姿を追求している。基本設計を終え、2024年度は実施設計中。
This is one of the projects of the Nagano Schools Project (NSD). Renovation and extension of a special school for children and students with intellectual disabilities. The school building will be constructed with a ‘Learning Street’ as a new spine, incorporating small living spaces.

特別教室が集まるラーニングストリートはキャンパスの中心。30年後の第2期整備を見据えた提案
昇降口に隣接して、マルチメディア室(図書室)をつくる。「本を読みにお出かけに行く」といった具合に、ラーニングストリートは小さな街のような場所と位置づけている
中学部コネクトパス(廊下)内観。教室を雁行配置して教室前に溜まりをつくる
風景に馴染んだ計画とする(*)

用途:特別支援学校
発注者:長野県
設計者:
 建築 SALHAUS+仲建築設計スタジオ
(*のついた画像は設計者選定プロポーザル時のもの。無印は基本設計時のもの)