妙高高原のホテル

Myoko Hotel

新潟県妙高市

高基礎をもつ3層の木造住宅を、ホテルへコンバージョンするプロジェクト。リビングテラスを南側斜面に増築し、環境との関わりを強化した。温泉という熱エネルギーをカスケード利用し、消雪・融雪をおこなっている。構造は現行規定に適合させるために種々の取り組みを行い、減築による吹抜はその一つの手段である。
Project to convert a three-story wooden house into a hotel. A living terrace will be added to strengthen the relationship with the environment. It is also equipped with a snow-melting system using hot spring water.

増築部はリビングを延長する。鉄骨造のフレームの上に木造の屋根が載る。既存外壁はルーバーで全面を覆った
外の部屋となるリビングテラス。既存部とは縁を切っている。庭に浮かんだような開放感を楽しめるように、透明度の高い金網手すりとしている
許容応力度計算を掛け、構造を全面的に整理。適宜補強をしながら、豊かな環境を享受できるような吹抜を設ける
リビングとその外に増築したリビングテラスをみる。リビングテラスはもうひとつの外の部屋となる
高さに変化のあるリビング。吹抜は軽量化にも効いている
客室1から庭を見る
客室2。撤去できない構造壁を仕切り壁として生かしたプランニング
客室3。小窓からは筋交越しにリビングを眺め下すことができる
もともと引かれていた温泉を利用したバスルーム。外部空間と繋がるよう、サッシ等は全面的に更新
庭側の夜景
客室2の夕景。仕切り壁の奥にはライブラリーが見える
2階ブリッジからリビング吹抜けを見る。ブリッジにはリビング越しに庭を眺めるカウンターを設けた
リビング夕景。壁と天井を照らす間接照明にタスク照明を加えて場をつくっている
解体中の吹抜の様子が分かる状態。木架構の状態を確認し、金物の取り付けや水平構面の追加をおこなった

発注者:個人
設計者:
 建築 仲建築設計スタジオ
 構造 TS構造設計
 設備 ビーイー・リンク
 照明 Lighting M
 FFE 仲建築設計スタジオ
施工者:星野建設
規模:
 敷地面積 3,361.24㎡
 建築面積 193.00㎡
 延床面積 337.09㎡
 階数 地下1階 地上2階
 構造 木造一部RC造、S造