金沢美術工芸大学  石川県金沢市 2023年竣工予定

金沢美術工芸大学キャンパス移転に伴う、新キャンパス整備計画である。
→ 設計チームHP:SALHAUS, カワグチテイ建築計画, 仲建築設計スタジオ



アートプロムナード:大学の活動を広く発信する場となるキャンパスのメインストリート



創作の庭:共通工房に囲われ、学生が集中し自由に創作できるコミュニティ空間



アートコモンズ:キャンパス全体に分散して配置された展示や合評のためのスペース



遊歩道:辰巳用水に沿って緑や水を感じられ気軽に散策できる歩行者空間



広場:地中に雨水貯留施設を設けた多目的なイベントスペース



『創造』と向き合い、『美』が連携する街のようなキャンパス


下記に留意した設計により、基本コンセプトである『開かれた美の探求と創造の コミュニティ』を実現

・大学の活動を発信する「アートプロムナード」の一部にガラス覆いを設けるなど、半屋外空間を随所に設置し、雨や雪が多い北陸の気候に配慮

・創作に集中できる「創作の庭」に面してリング状に「共通工房」を配置し、全ての学生が領域を越えて利用できる効率的な制作環境を構築

・キャンパス内の随所に設ける「アートコモンズ」を多様な作品の展示や合評が行える環境とし、学生相互が刺激しあえる空間を整備

・隣接する用水沿いに遊歩道を整備し、地区の回遊性を高めるとともに、周囲の道路沿いには歩行者空間を設け、キャンパス周辺の歩行環境向上に配慮

・キャンパスのエントランスとなる広場をアクセス道路沿いに整備し、その地中に雨水貯留施設を設け、敷地内の雨水流出を抑制


所在地:石川県金沢市小立野2丁目 933 番5
用 途:大学
建 主:金沢市
設 計:

建築 SALHAUS, カワグチテイ建築計画, 仲建築設計スタジオ

構造 構造計画プラス・ワン

設備 総合設備計画

外構 スタジオテラ

敷地面積:47,275m2
延床面積:約 37,400m2

校舎(附属棟含む) 約 32,400m2

図書館・美術館 約 3,200mm2

体育館(多目的ホール) 約 1,800m2

構  造:PC造+RC造+S造
階  数:地上3階、地下1階
竣  工:2023年予定


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